「インフルエンザ」の感染予防対策とは?分かりやすく解説!

こんにちは!
兵庫県加古郡播磨町にある病児保育室「ひなたぼっこ」です。

ようやくコロナが収まり、ホッとしていた方もいらっしゃったのではないでしょうか。しかし、今年は例年以上に「インフルエンザ」が流行しており、全国各地で学級閉鎖になっていて不安に思われている方も多いかと思います。

そこで、今回は『インフルエンザの感染予防対策』についてお話ししたいと思います。
お子さまがインフルエンザで辛い思いをしないよう、是非ご参考にして頂ければ幸いです!

【インフルエンザについて】

「インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症のことを指します。インフルエンザの感染力は、一般的な風邪に比べてとても強いです。また、咳やくしゃみなど飛沫感染することが多いです。その他にも、ウイルスが付着した物を触った手で、口や鼻を触ることでも感染するので注意が必要です。

インフルエンザは、症状が出る前日から感染力を持つので、気づかないうちに感染を広げる危険性もあります。12月~3月が流行しやすいシーズンとなりますので、まだ接種されていない方は、ハイシーズンになる前に予防接種をされることをオススメします。また、今年は既にインフルエンザが流行していますので、出来るだけ早めに接種された方が賢明ですね。

【インフルエンザの種類について】

インフルエンザには「A型・B型・C型」と3つの種類があります。
その他にも、新たに人から人へと伝染する能力を持ったウイルスを病原体とする「新型インフルエンザ」と呼ばれるものもありますです。

■A型インフルエンザ

日本で冬場に1番流行するインフルエンザがこのA型です。インフルエンザウイルス3種(A型・B型・C型)の中で、最も流行しやすいものが、このA型とも言われています。また、季節性インフルエンザとも言われています。
他の種類に比べると、症状がとても激しく強烈な症状が出やすいので罹患すると本当に厄介です。また、ウイルスの形を次々に変えながら進化し続けるという特徴もあり、A型のウイルスの型は140種類以上もあります。ウイルス自体が次々に進化していくため、例えば今までに獲得した免疫があったとしても、その免疫は機能しづらくなりワクチンの予測を立てにくいという特徴もあります。

■B型インフルエンザ

インフルエンザB型は「38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、鼻水、咳」などの症状が出ます。
症状に関しては、A型と同じような症状と言えます。しかし、A型と違い一度B型にかかると抗体がしっかりできるので、同じB型に再度感染することはほとんどありません。そのため、B型はA型と比べワクチンの予測が立てやすいという特徴もあります。

■C型インフルエンザ

インフルエンザC型は、A型やB型と異なり一度かかると基本的に一生かからないウイルスとなります。
C型は検査できる医療機関が少なく、通常のウイルス性の風邪と診断されることも多いのが実情です。そのため、気がついたら治っていたということもよくあります。特徴としては「流行する時期が異なる点」です。(インフルエンザC型の流行期は1月~6月)症状は「発熱、咳、鼻水」が主な症状となります。38℃代の熱も出ますが2日程度で解熱します。A型、B型と比べて症状は軽い傾向にあると言えます。

■新型インフルエンザ

新型インフルエンザは、日本で毎年冬に流行するインフルエンザとは違い、これまでに人が感染したことのない「新しいタイプのインフルエンザ」のことを指します。新型インフルエンザは、多くの人々が免疫を持っていないので、急速にまん延してしまう可能性が高く、とても危険なタイプの型となりますので注意が必要です。

【補足】
インフルエンザか風邪が分からない場合や、インフルエンザの予防接種をご検討の方は、加古郡播磨町にある小児科「おひさまこどものクリニック」へお気軽にご相談ください。

【インフルエンザの感染状況】

今年は例年よりとても早い段階からインフルエンザが流行しており、学級閉鎖や休校が多発しているかと思います。
現状の「加古川地域内(加古川市・稲美町・播磨町)のインフルエンザ感染状況」に関しては以下のURLよりご確認頂けます。

<加古川地域内の感染状況>
https://www.kakogawa.or.jp/survei/day.html
※上記から詳しい情報をご覧いただけます。

【感染予防対策について】

「インフルエンザ」にかからないようにするためには、インフルエンザに感染しない『予防対策』がとても大切です。効果のある予防対策とは何か、どのような感染予防対策を行えば良いのかという事を、今からご紹介していきたいと思います。

■感染予防対策①:正しい手洗いをする

生活をしていると、様々な物に触れる機会があるかと思います。特にお子さまは、大人以上に色んな物に手を付けることが多いです。そのため、多くのウイルスを手に付着させてしまうことからインフルエンザにかかるリスクも高いです。そのため、ウイルスを体内に侵入させないよう正しい手洗いが必須です。親御さまも、お子さまに正しい手洗いができるように教えてあげることが大切です。
<正しい手洗い方法>
★帰宅時と食事前などはこまめに手を洗う
★必ず石けんを使用する

<正しい手洗い手順>
①流水でよく濡らした後に石けんを付けて手のひらをよく洗う
②手の甲を伸ばすようにこすりながら洗う
③指先や爪の間も念入りに洗う
④指の間も念入りに洗う
⑤親指と手のひらをねじりながら洗う
⑥手首もしっかり洗う

■感染予防対策②:予防接種をする

インフルエンザの予防接種(ワクチン接種)は、感染予防対策としてとても効果的な方法です。
予防接種を受けてから抗体が作られるまでに約2週間かかります。毎年12月から翌年の3月頃までがインフルエンザのシーズンとなりますが、今年は既に流行していますので、できるだけ早く接種されることをお勧めします。また、ワクチンの効果が続くのは約5ヶ月となります。「去年打ったから今年は大丈夫」ということは決してないよう、毎年接種することをお勧めします。
※ワクチンを打っていてもインフルエンザにかかる場合があります。

■感染予防対策③:マスクの着用

学校や保育園など、人混みに出る場合は不織布製マスクをつけると効果的です。ただし、記載されている注意書きなどをしっかり読んで正しく着用することが必要です。

■感染予防対策④:温度・湿度のコントロール

空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜が乾燥して体の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。加湿器などを使用し、室内の温度や湿度を適度に保って感染しにくい環境を整えることも大切です。適切な湿度の目安は「湿度50%~60%」と言われています。

■感染予防対策④:食事で十分な栄養をとる

インフルエンザなどのウイルスから身を守る為には、バランスの良い食事をすることはとても大切です。
<どのような栄養が必要か>
★体の免疫強化:ビタミンC
★体のエネルギー産生:ビタミンB1群
★鼻やのどの粘膜を強化:ビタミンB2、B6
★トータル強化:アミノ酸の豊富な動物性タンパク質

【子どもの預け先でお困りの方へ】

「病児保育」をご存知ですか?
病児保育とは、子どもが病気の時に保護者の仕事や病気などの理由で、お子さまを家庭で看ることが難しい場合に、保護者に代わって看護師や保育士が一時的に看護・保育することを指します。

仕事と子育てを両立しなければならない家庭や、共働きの家庭などでは負担もとても大きく、子どもの急な体調不良や発熱によって、子どもを預ける事ができずお困りの方も多いかと思います。病児保育は、この様なときにご利用いただける施設となっています。

【病児保育室ひなたぼっこ】

ご利用をお考えの方へ

兵庫県加古郡播磨町にある病児保育室「ひなたぼっこ」では、忙しいお父さん・お母さんの力になりたいと心から思っております。
共働きの家庭が増える一方で、核家族も増え周りに頼れない家庭も多く、子育てしにくい環境になっているのが現状かと思います。自分たちだけで抱え込まずに、ぜひ周りの助けや制度、そして施設も利用しながら、みんなで楽しく子育てをしていければと思っております。

~ひなたぼっこの特徴~

①看護師・保育士の常駐

看護師と保育士が保育室常駐していますので、お子さまの体調をしっかり管理することができます。「適宜体温測定、飲水飲食時間、排尿排泄状態、呼吸状態」など、お子さまの全身状態を細かくチェックし異常を見逃しません。お迎え時には、一日の様子をしっかりお伝えし保護者様が安心できるよう努めております。

②目の前に小児科がある

目の前に「おひさまこどものクリニック」があり、医師在中しているので何かあった際にもすぐに対応ができます。病児保育に行く前に必ず医師の診察があり、看護師に申し送りがあるためお子さまの状態をしっかり把握できます。また、異変がなくても、一日一回は必ず医師の回診があるため、保護者様にも安心頂けるかと思います。

③隔離室がある

施設内には「3つの隔離部屋」があり、医師の指示があればご利用できます。他のお子さんに病気をうつしたり、もらったりすることを防ぐことができますので、インフルエンザに罹患していても安心してご利用いただけます。また、兄弟で同じ症状の場合は同じ部屋で過ごすことも可能です。

【まとめ】

今回は『インフルエンザの感染予防対策を分かりやすく解説!』についてお伝えさせて頂きました。
今年は、インフルエンザが爆発的に流行しており、学級閉鎖になっている所も多いのではないでしょうか?

自身やお子さまを「インフルエンザ」から守る為には「インフルエンザの感染予防対策」は必須です。ところが多くの方がインフルエンザの感染予防対策が出来ていないところが実情です。例えば、手洗いうがいだけでなく、マスクの着用や部屋の空気の入れ替えなど、できることはたくさんありますし、インフルエンザワクチンの予防接種も自身やお子さまを、インフルエンザから守る有効なの手段だと思います。

しかし、どれだけ感染予防対策を行っていても、インフルエンザにかかってしまうことはもちろんあります。お子さまがインフルエンザにかかってしまったが、急にお仕事を休むことができなかったり、お子さまを預ける所がなかったりなど、お困りの方も多いかと思います。

そのような時は、兵庫県加古郡播磨町にある病児保育室「ひなたぼっこ」を、ぜひご利用頂けますと幸いです。

【病児保育室 ひなたぼっこ】

●住所:〒675-0151 兵庫県加古郡播磨町野添1655-1 2階
●アクセス:JR土山駅より徒歩3分
●駐車場:完備
●電話番号:078-939-6022
●WEB予約:こちらからご予約下さい