病児保育室「ひなたぼっこ」での一日の流れ

こんにちは!
兵庫県加古郡播磨町にある病児保育室「ひなたぼっこ」です。

前回の記事では、病児保育室「ひなたぼっこ」がどんなところか、少しでも知っていただけたかなと思います。
今回は、実際にお子さまを預かった時の『一日の流れ』を写真とともに説明していきたいと思います。

【受け入れの流れについて】

まずは「おひさまこどものクリニック」での診察を受診いただきます。
「おひさまこどものクリニック」での診察が終わり次第、当施設へお越しいただきます。

<当施設への行き方>

おひさまこどものクリニックを出ていただき、道を渡って向かいの建物(薬局の建物)へ向かってください。
薬局の上が病児保育室「ひなたぼっこ」となります。


「ひなたぼっこ」のポストに付いているインターホンを鳴らして名前を言ってください。

スタッフが下へ迎えに行くのでそのままお待ちください。スタッフに荷物をお渡しいただき、お子さまと一緒に階段をお上がりください。

玄関でお子さまの様子を聞き取りさせていただきます。
聞き取りの際、お子さまに関して注意するべきこと、気になることなどございましたらお気軽にお伝えください。
聞き取り後、お子さまをお預かりさせていただきます。

お荷物は、他のお子さまの物と混じらないように、名札の付いた専用のかごに入れて棚で保管させていただきます。

【保育室での過ごし方について】

施設に入ると、まずお子さまの背中にお名前とアレルギーが書かれた名札を貼らせていただきます。
お子さまの体調や年齢に合わせて、おもちゃや手遊びなどで遊びます。
絵本やおもちゃのキッチン、大きいお子さまにはボードゲームなどもご用意しております。
また、小学生のお子さまは持参した宿題をされることも可能です。
体調や月例に合わせて、午前のお昼寝や午前中のおやつを食べることもあります。

おむつ換えの時は、一人ひとりシーツをひいて手袋をして替えます。
お子さまや親御さまに安心して頂く為にも、衛生面などは徹底させて頂いておりますのでご安心ください。

使用済みのおむつは、持ち帰りとなっておりますのでご了承ください。
他のお子さまのおむつと混じらないように一人ひとり分かりやすく管理させていただいております。

お子さま用のトイレも完備しています。

持参いただいたお昼ご飯を食べます。
その時の体調や状態によって食べられる量や食べる時間が変わってきます。
病気の時は、なにより休息が一番です。
ぐっすり寝ているのに、お昼の時間だからと無理矢理起こして食べさせたりすることはしません。
ぐっすり寝て少しでも機嫌良く食べてもらえるように対応させていただいております。
もちろん、あまりにも寝ている時間が長すぎると、脱水や低血糖の恐れがあるため、しっかり観察し対応していきますのでご安心ください。

また、食欲がない中、完食目指して無理に食べさせることはしません。
少しでも栄養を摂ってほしいと思われるかもしれませんが、無理矢理食べさせて嘔吐や下痢をしてしまうと逆効果となります。
あまりお昼に食べられなかった場合は、少し時間を空けたり、本人の食べたい時間に食べたりとお子様に合わせて臨機応変に対応させていただいております。
そのため、お昼の時間が遅くなったり、お昼の食べる量が通常より少ないこともあるかもしれませんが、ご了承ください。
また、服薬はお昼の分で医師の指示があった場合のみこちらでさせていただきます。

朝忙しくてお弁当を作る時間がない時も多いかと思います。
市販のものを持参したり、病児保育にお子さまを預けてから買いに行って持参するなどしていただいても大丈夫です。

お昼寝をします。
いつも使っているタオルケットや一緒に寝ているぬいぐるみなど、お子さまが安心できるものがあれば持参ください。いつも使っているものだと、お子さまもぐっすり眠れるかもしれません。
月例が大きいお子さまも体を休ませるために、布団に入ってもらうこともあります。
普段、お昼寝されないお子さまも、体調が悪い時は寝られることが多いです。
お昼寝中は必ずブレスチェックを行います。

お昼寝後、お子さまの体調や月例に合わせて、制作を行うことがあります。
制作内容は月毎に変わりますので、楽しみにしていてください。
もちろん、体がしんどいお子さまはしっかり休んでもらいますし、お子さまが他の遊びを希望されれば、強制することはありませんのでご安心ください。

おやつを食べます。 おやつを楽しみにしているお子さまも多いです。

テレビもあり、安静が必要なお子さまもゆっくり楽しむことができます。

隔離室にいるお子さまも、iPadで色々見ることもできます。

【受け渡しについて】

保護者さまがお迎えにこられたら、今日一日の様子を保育日誌とともに詳しくご報告させていただきます。

【その他について】

●検温:適宜行います。医師の指示がある場合のみ解熱剤を使用します。
●水分補給:こまめに水分補給を促します。
●吸引、吸入:医師の指示があれば実施します。
●回診:病児保育利用中、医師の回診が必ず一回はあります。回診時以外にも異変があれば適宜対応します。

【まとめ】

今回は、病児保育室「ひなたぼっこ」での一日の流れについてご説明させていただきました。
病児保育とはどんなことをする所なのか、不安な方も多いと思いますが写真や具体的なご説明で少しでもイメージしていただければ幸いです。
病児保育の目的は、あくまでおうち以外の場所でもゆっくり安全に療養してもらうことです。
通常の保育園や学校とは異なることをご了承ください。
体調が悪く、不安なお子さまが少しでも安心してゆっくり過ごすことができるよう、そしてその間、保護者さまが安心してお仕事ができますよう、私たちスタッフ一同全力でサポートさせていただきます。

【病児保育室 ひなたぼっこ】

●住所:〒675-0151 兵庫県加古郡播磨町野添1655-1 2階
●アクセス:JR土山駅より徒歩3分
●駐車場:完備
●電話番号:078-939-6022
●WEB予約:こちらからご予約下さい