子どものスキンケア完全ガイド|赤ちゃんから学童期までの正しい肌ケアとは?

「子どもの肌はスベスベだから、特別なスキンケアは必要ない」と思っていませんか?
子どもの肌は繊細で、大人よりもずっとデリケートです。
実は、子どもの肌は大人よりも非常に薄く、水分を保つ力も未熟です。そのため「乾燥・湿疹・かゆみ・肌荒れ」などのトラブルが起こりやすい状態にあります。

特に近年では、

  • アトピー性皮膚炎
  • 乳児湿疹
  • とびひ
  • あせも
  • 手荒れ
  • 花粉による肌荒れ

など、子どもの”皮膚トラブル”で悩むご家庭も増えています。
だからこそ、小さい頃から正しいスキンケア習慣を身につけることがとても重要です。

今回の記事では「こどものスキンケア」について詳しく記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【子どもの肌の特徴】

こどもの肌は、大人と比べて皮脂を分泌する機能が未熟です。
皮脂は、肌を覆うバリア(皮脂膜)となり、角質の水分を保持すると同時に、外からの異物(アレルゲンや細菌など)が体の中に侵入するのを防いでくれます。

そのため、皮脂分泌の少ない乳幼児の肌は、バリア機能が弱く、乾燥や刺激に弱いという特徴があります。
日々のスキンケアをしっかり行うことで、バリア機能を高めることが大切です。

【スキンケアの基本】

スキンケアは「洗うこと」と「保湿すること」の二つが重要です!

■正しい洗い方

汗や垢などをしっかり落とし、皮膚トラブルの悪化要因を取り除くことが大切です。

①:石鹸をよく泡立てる
┗手で泡が持てるくらいで、ひっくり返しても泡が落ちないくらいがベストです。
➁:ゴシゴシこすらない
┗洗う時は優しく手の平で行いましょう。できるだけ肌の摩擦は最小限にしましょう。
③シワをしっかり洗う
┗首、脇、腕、脚の付け根など、シワをしっかり伸ばして洗いましょう。
④よくすすぐ
┗泡が残っていると皮膚トラブルのもとになるので、石鹸カスが残らないようにしっかりすすぎましょう。

■効果的な保湿

保湿をしっかり行うことで、きめ細かいバリアの整った肌が作れます。
①:1日2回塗る
┗毎日お風呂上りと朝のお着換え前にたっぷり塗る。
➁:しっかり、たっぷり塗る
┗少量を伸ばすのではなく、たっぷりの量を優しくのばすように塗りましょう。
┗軟膏やクリームは、大人の手の人差し指の先端から一つ目の関節までの量が適量です。
┗ローションは、一円玉の量で大人の両手分の面積を塗る目安でOKです。
┗塗った後は、ティッシュが皮膚に付いたり、皮膚がテカるぐらいが目安です。
③:時期で使い分ける
┗子どもの肌の状態や季節によって選択しましょう。

【皮膚トラブルはアレルギーの入り口】

皮膚にはバリア機能があり、ダニや食べ物のアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となるもの)や、細菌などが体の中に侵入してこないように、皮膚を健康な状態に保っています。
子どもは、大人に比べてこのバリア機能がまだ十分に発達していません。

子どもの皮膚は乾燥しやすく、本来なら皮膚から入ってこないはずのアレルゲンが皮膚に入りやすい状態になります。
食物アレルゲンが皮膚の中に入ってしまうと、その食べ物に対するIgE抗体が作られて、食物アレルギーになる場合があります。
そのため、皮膚についたアレルゲンを洗い落とし、乾燥する前に保湿して、アレルゲンが侵入できないような健康な肌にしておくことが大切です。

【紫外線を浴びないことも大切】

子どもの肌のケアは、日焼け止め対策も重要です。日焼け止めを塗ったり、直接紫外線を浴びないような対策をしましょう。
10時~14時は紫外線が強いため、外出を避けるのも一つの手です。
ひどい日焼けは、やけどと同じなので皮膚科へご受診くださいね。

【日焼けについて】

日焼けは、赤くなるだけの軽症から、水疱ができる重症まで様々です。
また、皮膚表面は炎症を起こしており、「日焼けはやけど」と言えます。
日焼けをした際は、日焼けした肌の表面を濡れタオルなどで冷却し、保湿剤でケアして皮膚のバリア機能を回復させることが大事です。

日焼け予防も様々です。赤ちゃんの場合は、帽子や衣類など物理的防御が中心となります。
日焼け止めは、経皮吸収やかぶれのリスクがあるので、生後6か月までは避けるのが無難ですね。
また、SPF値やPA値が高いとかぶれやすいので、数値が高いものを選ぶより、十分な量を2~3時間毎にこまめに塗り直すようにしましょう。

【日焼け止めクリームの基本】

①:使えるのは最後6か月から
6か月までは衣服や帽子などで対策しましょう。また、生後1か月から使えるベビー用は、二の腕の内側で皮膚テストしてから使用しましょう。
➁:塗り方
外出15分前までに塗り、その後2~3時間おきに塗り直しましょう。また、帰宅したら石鹸で泡立てて、しっかり洗い流しましょう。日焼け止めが取り切れていないのは、一番肌によくないので注意しましょう。
③塗る順番
いつも使っている「保湿剤→日焼け止め→虫よけスプレー」の順で塗りましょう。

【SPF値・PA値とは】
・SPF値:紫外線B波を防止します。日常用は15~20、レジャー用は20~40くらいで十分です。
・PA値:紫外線A波を防止します。日常用は「++」、レジャー用は「++以上」が目安となります。

【日焼けで赤みがあった場合】
濡れタオルや、タオルで包んだ保冷剤でよく冷やした後、肌の保湿を行いましょう。また、赤みが引かない時や水疱ができる時は皮膚科を受診してください。
※水疱が出来た時は破らないように注意してくださいね。

【日焼け予防のポイント】

☆乳幼児期(0~1歳)
・ベビーカーの日よけ
・幅広のつば付き帽子
・衣類
などで、物理的に紫外線を防御しましょう!

☆幼児期(1歳~)
帽子を嫌がったり、服を脱いだりコントロールが難しくなりますが、繰り返し伝えていく。また、日焼け止めも使用しましょう。

【あせも】

汗疹(あせも)とは、汗の出口に汗が溜まって、皮膚の表面にブツブツが出る皮膚トラブルです。赤くなるものと赤くならないものがあります。また、暑くなると子どもはすぐに「あせも」ができるので、予防法や対策も必要です。

《あせものできやすい場所》

《あせもの予防》
・汗を吸いやすい肌着を着せる
・こまめに着替える
・汗をかいたらシャワーで流す
・25~28℃くらいでエアコンをかけ、扇風機も使って快適に
・保湿ケアで汗のダメージから守る

《どんな治療?》
・ステロイド軟膏が処方されることが多い
・かゆみが強い時は飲み薬も使用する

《対応策》
・汗をしっかり拭き取る
・濡れタオルでしっかり拭く
・風通しよく涼しくする

【まとめ】

子どもの肌は、大人に比べて機能が未熟なため、毎日のスキンケアが大切になってきます。
忙しい育児の中で、子どもの毎日の保湿ケアは大変だと思います。しかし、皮膚を健康に保つことは、感染症やアレルギーの予防にも役立ちます。
親子にとってのスキンシップの時間と考え、負担にならない程度に楽しみながら「子どものスキンケア」を行うことがポイントです。

また、お子様が風邪など体調不良で、保育園などに預ける事ができず、仕事も休む事もできなくてお困りの方は、加古郡播磨町にある「病児保育室 ひなたぼっこ」を是非、ご利用ください。

当施設は、体調不良のお子様を安心して預けて頂ける病児保育施設となります。
播磨町・稲美町だけでなく、加古川・明石・神戸にお住いの方にも多くご利用頂いておりますので、お気軽にご利用くださいませ。


【病児保育室 ひなたぼっこ】

●住所:〒675-0151 兵庫県加古郡播磨町野添1655-1 2階
●アクセス:JR土山駅より徒歩3分
●駐車場:完備
●電話番号:078-939-6022